「村上たかし/星守る犬」
・出版社 双葉社・全1巻(A5版)
・出版年 2009年
・入手度 普通
・ジャンル 犬/動物 ドラマ
・おすすめ度 ★★★ 感動の1作。
家族を失い、病に身体を蝕まれた、おとうさんは、飼い犬ハッピーと共に、南へ・・・それは残されたわずかな生を生き抜く旅でもあった・・・
悲しくせつない物語が胸に突きささります。映画化されております。
星守る犬 捨て犬だったハッピー。
飼い犬となり大好きなおとうさんと過ごす毎日・・・
やがておとうさんは離婚。家を処分してハッピーと共にあてのない旅に出る。
旅の中では出会いや様々な出来事が起こるがおとうさんとハッピーは旅を続ける。
貯えも、ガソリンもなくなり終点となり、おとうさんとハッピーは・・・
明るい絵柄ですが、お話は暗く、家族、家、職、健康を失ったおとうさんと、いつも元気なハッピーの旅の最後があまりにも切なすぎ。
日輪草 こちらは星守る犬の後日談とよい飼い主ではなかった主人公がかつて飼っていた犬を思い出しながらお話が進みます。
星守る犬 決して手に入らない物を物欲しげにずっと眺めている犬の事・・・こちらは穏やかな物語ですが、主人公がかつて飼っていた犬に対しての後悔が描かれます。
「続・星守る犬」に続きます。本巻の中にも伏線が貼られており、本巻を読んだ人にはぜひ続編も読む事をおススメします。