「森秀樹/戦国子守唄」
・出版社 小学館・全2巻(B6版)
・出版年 1999年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★ 足軽三人と赤ん坊。
浅井の嫡男・万福丸は秘かに城から連れ出されていた。それを知った信長は木下藤吉郎に命じ、万福丸を探させる。
日吉、双六、トンボという三人の男がいた。彼らも万福丸探索に乗り出したのだが・・・
織田信長による小谷城攻めで、浅井長政は自刃しお市の方と三人の娘は救い出されたが、浅井の嫡男・万福丸は処刑。次男の万菊丸(万寿丸?)を巡っての争いが描かれるのが本作。
小谷城落城後、浅井の嫡男・万福丸を探す秀吉勢。
万福丸は捕えられ処刑・・・次男・万菊丸の存在を知った信長は捕縛し処刑する事を命令。
日吉、双六、トンボという三人の足軽はふとしたことから万菊丸を預かる。この万菊丸を逃がすことに決めた三人と赤ん坊が追手を振り切りながらも逃避行するが・・・
戦国漫画ですが戦国武将が主役ではなく足軽が主役の異色作品。
作中には足軽について触れられたりしています。
創作かな?と思っていたのですが、万菊丸に関しては実在だったようで、そのあたりも含め読んで見るとなかなか面白い作品。