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池上遼一・工藤かずや/信長

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「池上遼一・工藤かずや/信長」

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・出版社 小学館・全7巻(B6版・未完) メディアファクトリー・全8巻(B6版) 全5巻(文庫版)
・出版年 1987年~1990年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★★ 信長。

時は戦国。尾張に大うつけと称される一人の男がいた。名を織田信長。その居城・清洲に、今川四万五千の大軍が攻め入らんとしていた。目指すは桶狭間! いままさに、信長が歴史の表舞台へと躍り出る!

自分が思う信長像はこの作品からの影響が大きいです。池上タッチの絵が良く、信長などの人物もですが、背景の書き込みが凄い作品。

描かれるのは尾張統一~桶狭間の戦い~本能寺の変までで、主要な出来事、戦いは描かれているのですが、戦いに関してはあっさり目の表記で桶狭間の戦いのお話は合戦シーンがなかったり、他の戦いも数コマで戦が描かれたりします。

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信長語録なコマがあり、非常に渋いです。

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当時の状況も描かれており、歴史に強くない人でも問題なく読めます。それにしても池上タッチの戦国武将が、特徴がありすぎで、これを見ているだけでも面白いです。

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長篠の戦いは詳細に描かれており、武田騎馬軍団VS鉄砲3段打ちの戦いが描かれ後半のクライマックスとなっております。

久々に読んだのですが、今の目で見ると古い信長像なのかな?と思いますが、たぶん現在30代以降の人が思う信長像だと思います。

小学館版は無断使用事件(安土城のカットをトレース)で、未完で終了・・・時を経て2003年にメディアファクトリーから完全版が発売され今に至っております。こちらは最後まで描かれているので、今から読むのであればこちらがおススメです。

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