「もとむらえり/愛しの焔～ゆめまぼろしのごとく～」
・出版社 ソフトバンククリエイティブ・全5巻（B6版）
・出版年 2008年～2009年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代 ラブロマンス
・おすすめ度 ★☆+＠ 戦国ラブロマンス。
明智光秀と織田信長のもうひとつの物語。斎藤道三の元に身を寄せていた光秀は、道三の娘・帰蝶の輿入れを機に信長が居城を構える尾張に潜伏する。
光秀と信長の出会いは、やがて互いの運命を大きく変えてゆく・・・本能寺が愛憎の炎で燃え上がる、絢爛戦国ラブロマンス！
主人公・明智光秀
従妹の帰蝶（濃姫）が織田家に嫁入りする際に侍女・蜜（＝光秀）として潜入する。光秀は明智家の為に女として生まれ男として育てられた・・・その事を知るのは道三だけであった。
惹かれあう信長と光秀。このあたりはほととんどBLなのですが、実はノーマルなのか・・・
数々の戦いを経て天下統一を実現するまであと少しとなるが・・・
本能寺で愛と憎悪がぶつかり合う・・・
戦国漫画にこだわらない人ならばもっと楽しめるかも。戦国時代漫画好きにはちょっとツッコミどころが多い作品で、少女漫画タッチの絵柄以前に誰が誰だか判らないデフォルメと年齢不詳なのがちょっと厳しいかも。
微妙に歴史の流れと食い違う部分や、重要な出来事の省略もありますが、戦国時代を舞台にしたBL風（実際は違うけど）のラブロマンス作品としては面白いと思います。