「かわのいちろう・宮本昌孝/戦国SAGA 風魔風神伝」
・出版社 小学館・全5巻（B6版）
・出版年 2012年～2014年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代 忍者
・おすすめ度 ★★☆ 監修・村上もとか。
混沌とした乱世に、己の義を貫き通した伝説の忍びがいた。その名は風魔小太郎。２メートルを超える体躯、恐るべき膂力、揺るがない信念を武器とし、天下に名を馳せた豊臣秀吉、徳川家康と真っ向からぶつかり合う。風神の子と呼ばれた稀代の忍びの生涯を描く。
戦国時代漫画というよりは忍者漫画なのですが、実際の歴史に沿った展開となっており、数少ない小田原攻めが描かれた作品の一つ。
風魔小太郎。本作の小太郎は五代目で、身の丈七尺二寸、筋骨荒々しくむらこぶあり、眼口ひろく逆け黒ひげ、牙四つ外に現れ、頭は福禄寿に似て鼻高しという異様な姿だったそうです。
舞台は秀吉による小田原攻め。漫画ではあまり取り上げられる事のない小田原攻めを舞台に暗躍する風魔小太郎の姿が描かれます。
本作は忍者アクション漫画なので数々の忍びが登場します。
真田の飛猿・唐沢玄蕃
伊賀の服部半蔵
忍者バトルが繰り広げられます。かわのいちろうの絵も良く今の時代の忍者漫画が描かれます。歴史漫画が好きな人にはちょっとアクションの要素が強いかもしれませんが「花の慶治」が好きな人にはおススメです。