「大沢龍/地獄パチンコ」
・出版社 笠倉出版社・全1巻(B6版)
・出版年 2010年
・入手度 普通
・ジャンル パチンコ/ギャンブル ドラマ
・おすすめ度 ★☆~? 評価不能なパチンコ漫画・・・。
大沢龍・奇跡の短編集。パチンコにハマる人々の悲哀が描かれた短編集。
パチンコにハマった人々が描かれるのですが、よくある当たりまくってウハウハなパチンコ漫画ではなく、パチンコで人生もハマってしまった人々の悲哀が描かれております。
オロパチンG 人生に疲れた中年が思う事は・・・
もうこの作品だけでお腹一杯。パチンコで人生を語ります・・・
パチプロマン 落ち続けていくパチプロ・・・ここまでくると悲哀どころではなく人生の負のオーラが誌面から漂う作品。ありがちだけど考えたくない現実では?
他にも四コマがあったり。ちなみに席選びでこれはアリだと思う。そしてこういう席は絶対にでなかったけど・・・
サンタとトナカイのやりとのパチンコ漫画って・・・これがまたよくある二人で行って片方が勝ち、片方が負け続ける姿が描かれます。
この行為はナシだけど、こういう人っているよなあというのがこの作品では数多く登場しまさに地獄パチンコな世界が描かれます。
正直シュールすぎて自分には評価不能な作品。恐らくハマる人はとことんハマって面白い作品。その反面まったく面白くないと思う人も多いと思うのが本作。
一番不思議なのがこの作品がパチンコ雑誌で掲載されていた事で、その雑誌の中で思いっきりシュールなページだったんだろうなあと思うばかりです。