「楠本弘樹/覇王の月~明智光秀の生涯~」
・出版社 松文館・全1巻(B6版)
・出版年 2011年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代
・おすすめ度 ★★ 明智光秀伝。
燃えさかる日輪がごとき覇王・織田信長に仕えた男・明智光秀の、夢と挫折を精緻に描く!
朝倉から織田へと鞍替え。外様でありながらも数々の武功を立て織田家の中でのし上がる。
比叡山焼き討ち
本能寺の変。そして山崎の合戦が数コマで描かれ光秀の死が描かれます。
信長と光秀のやりとりが数多く描かれており人間ドラマとして面白い作品だと思います。その半面重要な出来事が省略されがちで、歴史漫画として読むにはちょっと物足らない部分も多い。
光秀が主人公の作品は数少ないので、光秀が気になる人にはおススメです。前半生どころか40歳近くまでの経歴が不明でありながらも、その後の武功と本能寺の変で有名な光秀ですが、決定版となる作品がないのが残念。