「三田紀房/空を斬る」
・出版社 講談社・全1巻
・出版年 1990年
・入手度 やや難
・ジャンル 剣道 スポーツ ドラマ
・おすすめ度 ★★ 映画のコミカライズ。
スポーツが努力と根性から明るく楽しくへと看板をかけかえてからというもの、精神論はこの世からすっかり葬り去られたかと思いきや、しっかりここで生きていた!シゴキの中に俺たちの青春がある!!汗と涙と感動の剣道部物語。
三田紀房の初の単行本作品で、著者の経験(都内某大学剣道部)をモチーフにした作品。
主人公・高山慎一 剣道部員一年生でとにかくしごかれる日常が描かれます。
ありとあらゆる所でしごかれます。今の時代だと考えにくいかもしれませんが昭和の時代はこんな感じでしたね。
しごき漫画か?と思うくらいしごかれます。後半になってようやく試合のシーンが出始めるのですが・・・これからかな?という所で終了してしまいました・・・
三田紀房の特徴的な絵やコマがあり、ファンなら一読をおススメいたします。汗臭さが匂ってきそうなスポ根漫画です。
どうでもいい事なのですが、カバー見返しに若き日の三田紀房(剣道部時代)の映像があります。この時代だと著者近影とかが当たり前でしたね。
ちょっと入手が難しいので電子出版がおススメです。