「徳弘正也/シェイプアップ乱」
・出版社 集英社・全14巻(新書版) 全8巻(B6版) 全7巻(B6版) 全8巻(文庫版)
・出版年 1984年~1987年
・入手度 普通
・ジャンル ギャグ
・おすすめ度 ★★☆ ジャンプ黄金期のギャグ漫画。
怪力娘・寿乱子の家に下宿する事になった浪人生・原宗一郎。東大志望のとんでもないスケベで、乱ちゃんに軽蔑されながらも変態行為を続けるのだが・・・
20ン年ぶりに読んだのですが、当時はイマイチだと思っていたのですが・・・・大人になると見かたが変わるようで、当時より今の方が面白く感じる作品でした。
浪人生の宗一郎が乱子の家に下宿する事に。初めは爽やかだった宗一郎だが・・・
化けの皮がはがれ、スケベ一直線に。まあどうしょうもないエロが描かれるのですが、徳弘正也の絵もありエロさを感じずの作品でした。
ギャグ漫画なので様々なギャグが登場するのですが、時事ネタが多く↑はエリマキトカゲが流行っていたのでこういうギャグだったのですが、今の人には判らないだろうなあ・・・
下ネタギャグもあるのですが、面白いというよりはくだらね~と思うネタが多いです。
この頃のジャンプ作品で多かった著者や編集者がたびたび登場します。もっともネタがない時に登場していたようですが・・・
作品自体はなんとなく終了・・・やはりギャグ漫画は笑いのテンションを維持し続けるのが難しいんだろうなあと思うばかりで、出来の良し悪しがはっきり出てました。
昔読んだけど今読み直したいと思う人は少ないと思いますが、どうしょうもないギャグ漫画を読みたいと思う人におススメです。