「三山のぼる/フォトガラ屋 彦馬」
・出版社 リイド社・全2巻
・出版年 2003年~2004年
・入手度 難
・ジャンル 歴史 ドラマ カメラ
・おすすめ度 ★★★☆ 日本初のプロカメラマン。
幕末長崎。上野彦馬は日本初の商業写真師として撮影局を開業した。彼は、写真を通して江戸・幕末を記録してきた・・・浪漫溢れる異色時代劇。
実在の人物・上野彦馬を描いた作品で、日本初のプロカメラマンとしての活躍する姿が描かれます。幕末の偉人たちが多数登場。
上野彦馬と坂本龍馬。
龍馬と言えばこの写真が有名ですが、この写真を撮ったのが本作の主人公・上野彦馬。
右から勝海舟、岡田以蔵(人斬り以蔵)、坂本龍馬。
右から伊藤博文、高杉晋作
写真と共に様々なエピソードが描かれます。この他にも沖田総司、清水の次郎長、桂小五郎、近藤勇、徳川慶喜などが登場。
写真はないのですがこのエピソードが一番感慨深いエピソードでした。有名な肖像画は本人に似てないとの事で、写真嫌いだった西郷隆盛が描かれます。
幕末の歴史が好きな人におススメです。勿論フィクションの部分もあるのですが、幕末の偉人たちの意外なエピソードが楽しめる作品です。