「堤芳貞/弦月に哭く-伊達政宗於慶長出羽合戦-」
・出版社 角川書店・全1巻(未完)
・出版年 2013年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代
・おすすめ度 ★☆ 未完が惜しい作品。
石田三成方「西軍」と徳川家康方「東軍」が関ヶ原で激突。天下分け目の大戦の影で、伊達政宗は出羽長井から会津まで、伊達の地を取り戻すため動き出す・・・
物語は長谷堂城の戦い(対上杉戦)が、オープニングで、そこから7年前にさかのぼり(慶長の役のあたり)秀吉とのやり取りがお話が描かれております。
今風の歴史漫画でお話も絵も渋くてなかなか良い作品なのですが・・・未完。
渋く今風な政宗
吉野山での花見 仮装して参加する政宗。そして仲が悪かったとされる蒲生氏郷。
関白・秀次切腹に連坐して葬られようとする政宗だが・・・
著者が悪いのではないのは判っているのですが、若き伊達政宗を描いた「三日月竜異聞」が未完で、本作も未完・・・なんだかなあと思うばかり。
サムライエースの休刊で本作は他に連載を移すような記載があったのですが、1年以上経っており、このままうやむやに終了っぽいですね。