原題・「Blown Away」・1994年・アメリカ
監督・スティーヴン・ホプキンス
●あらすじ
北アイルランドの刑務所から、爆弾製作の天才テロリスト、ギャリティが脱獄した。
アメリカに渡ったギャリティは、ボストン警察の爆弾処理隊員ダヴに注目し、彼に挑戦するかのように爆弾を仕掛けた。
●感想・・・観たのは5回目ぐらい
ここ最近ジェフ・ブリッジス出演作品を観ており、そういえばこの作品にも出演しておりました。
ジェフ・ブリッジス主演作品ですが、イマイチ印象に薄いのはトミー・リー・ジョーンズのせい。
サスペンス＆アクション映画ですが、本作は当時史上最大の火薬量、史上最高の爆破みたいな宣伝がされており、爆破シーンの為に映画があると言っても過言ではない作品。
正直そこに力が入りすぎて、それ以外は大味な作品ですが・・・
スイッチオンから爆破まで、爆弾発見から解体までの過程も描かれ、独自の描写もあり迫力とスリル満点の画が良いです。
この頃は無駄に派手な爆破アクションが多かった時代で、CGではない本物の爆破が楽しめます。
物語は単純明快で、同等の力を持つ二人が敵味方に分かれての攻防が描かれます。他の作品と違うのは銃や拳ではなく、爆弾を使っての攻防戦が緊張感を高めております。
●出演者
ジェフ・ブリッジス×トミー・リー・ジョーンズ
ジミー役・ジェフ・ブリッジス 凄腕の爆弾処理隊員。凄腕の理由は・・・
ライアン役・トミー・リー・ジョーンズ 本作では元IRAの爆弾マニア。
イカれた役どころで、主役よりも印象に残ってしまうほどの怪演が見どころ。
アントニー役・フォレスト・ウィテカー 現役引退するジミーの後任。
25年くらい前の今よりもちょっと痩せているフォレスト・ウィテカー。
マックス役・ロイド・ブリッジス ジミーの伯父役。
本作はジェフ・ブリッジスとロイド・ブリッジスの親子共演作品。目元が似てますね。