「アンソロジー/川口浩探検隊スペシャル」
・出版社 日本文芸社・全1巻 コンビニコミックのみ
・出版年 2007年(2005年版が存在する模様)
・入手度 難
・ジャンル 冒険 ドラマ TV
・おすすめ度 ★★☆ 怪しさ、いかがわしさ満点の作品。
地球には、今だ解明されていない謎が残されている!あの「川口浩探検シリーズ」を劇画化!
自分が読んだコンビニコミックで一番怪しく、もは奇書の類ではないかと思うのが本作。ある程度年齢がいったかたならば、川口探検隊と聞いただけで、あのテーマ曲が思い浮かぶと思います。自分も子供の頃にワクワクしながらみた番組でした。
収録されているお話は「恐怖!双頭の怪蛇ゴーグ」、「謎の原始猿人バーゴンは実在した!」、「脅威!幻の魔獣バラナーゴを!」、「恐怖の巨大怪鳥ギャロン!」、「原始恐竜魚ガーギラスを!」と既にタイトルからして怪しさ満点・・・
「謎の原始猿人バーゴンは実在した!」 この時点で胡散臭さ満点。
実際の番組も何故か熱血で、小芝居がありました。危険と言いつつもカメラが先に・・・
「恐怖!双頭の怪蛇ゴーグ」 ゴーグを見つけるが・・・
あと一歩で取り逃がす・・・そして時間がないのでさあ帰ろうと潔く帰る・・・
「原始恐竜魚ガーギラスを!」 未知なるものを求めて日本から・・・ただ未知の物でない物も含まれていたみたいですが・・・
正直もう少し原作の持つ怪しく胡散臭いところが描かれていたらなあと思うぶぶんもあります。
全5話で1話ずつ漫画家が違います。その為色々なタイプの川口浩が登場します。巻末には放送された全話と放送日が記載されております。
最大の難点は入手が困難な事で、プレミア化しており結構いいお値段になっております。お値段と満足度は比例しないどころか反比例しかねないのがこの手の作品なのですが、当時番組を見ていた人であれば楽しめると思います。
ちょっと調べてみたら、水曜スペシャル・川口浩探検隊シリーズとしてDVD化された時に本作が発刊されたみたいです。