原題・「The Skulls」・2000年・アメリカ
監督・ロブ・コーエン
●あらすじ
陰でアメリカの政治や国家を支配しているという噂のある秘密結社スカル。平凡な大学生ルークは、大学でボート部を3年連続優勝に導いた功績が認められ、スカルから勧誘を受ける。
スカルへの入会は自分の未来が約束されたも同然。ルークは目先の誘惑にとらわれ、注意を促す友人たちの声に耳を貸さない。しかし彼はやがてスカルの真の姿を知ることになる・・・・
●感想・・・観たのは3度目ぐらい
「ワイルドスピード」と同じ監督&ポール・ウォーカーの組み合わせが気になり観たのが最初。
本作は↑のあらすじどおり、秘密結社を描いたサスペン・スリラーなのですが・・・日本人には馴染の薄い秘密結社という設定が微妙。今だとフリーメーソンとかが思い浮かびますが、当時は仮面ライダーの悪の組織にしか思えずでした。
15年ぶりくらいに観なおしたのですが、やはり秘密結社の凄さが伝わらず。大袈裟な入団儀式はギャグのようにしか思えずで、このあたりが本作がB級映画に見える要因なのかも。
あまりにも先が読める展開と、ご都合主義的な所が多くサスペンス映画としてもイマイチ。
ポール・ウォーカー出演作品だから観たという人が多そうな作品。
ポールの次の出演作品は大ヒットしポールの代表作となった「ワイルドスピード」で、本作はブレイク前のポールの演技が見どころ。
「ザ・スカルズII/髑髏の紋章」、「ザ・スカルズII/髑髏の紋章」と続編が作成されたようです。こちらはビデオシリーズのみで、本作とは監督も俳優が違っております。