原題・「Bucky Larson: Born to Be a Star」・2011年・アメリカ
監督・トム・ブラディ
出演・ニック・スウォードソン
●あらすじ
仕事をクビになり、途方に暮れる冴えない青年バッキー。そんなある日、友達とみた古いポルノ映画の俳優が自分の両親だということが発覚!
両親は70年代名を馳せた有名ポルノ・スターだったのだ!その熱い遺伝子を胸にバッキーはポルノ・スターの頂点を目指しハリウッドへ行くのだが・・・
●感想・・・観たのは初めて
どうしょうもないネタを大人が真面目に作ったくっだらない映画(賛辞)。
日本劇場未公開作品。DVD化されたのはちょっと驚きで、今だったら商品化されない映画。
下品でどうしょうもない笑いのオンパレードのコメディ。ただしタイトルや、あらすじから想像する程には過激な下ネタ&シーンは多くないですが、独り観推奨映画。
こんな内容なのにハートフルコメディという、良く判らない映画だったりします。
最初に出っ歯&ブサイクなバッキーが登場した時に、出オチ映画?なのかと思いきや、そんな心配はいらずで最後まで、笑わせてくれました。
宣伝文句が「パンツを脱いで、目指せハリウッドの頂点へ」という時点大ハズシ確定・・・アメリカでは大コケし2週間で劇場公開が終了したそうです。
ラジー賞に6部門にノミネートされるも、アダム・サンドラー主演の「ジャックとジル」が全部門制覇してしまい受賞せず。
ちなみに本作と「ジャックとジル」共にアダム・サンドラーが制作に関わっております。
●出演陣
意外な人から久々に見た人まで色々登場。
バッキー役・ニック・スウォードソン 出っ歯とアレの小ささでポルノ業界の頂点に立つ。
本作が初主演作品。アダム・サンドラー作品によく出演しているコメディアン。
キャシー役・クリスティーナ・リッチ なぜこの作品に?と思うばかり。
マイルズ役・ドン・ジョンソン 懐かしい~マイアミ・バイスは良く見てました。
ディック役・スティーヴン・ドーフ いかにもそれっぽい有名ポルノ俳優役。