原題・「Ray」・2004年・アメリカ
監督・テイラー・ハックフォード
出演・ジェイミー・フォックス
●あらすじ
ジョージアの貧しい家庭に生まれたレイは、少年時代に緑内障で視力を失うが「施しは受けず、自分の足で立って生きなさい」という母の教えを胸に、17歳でシアトルのクラブでデビュー。
盲目の天才と呼ばれ、レコード会社と契約。ゴスペルとR&Bをミックスさせたソウルミュージックでスーパースターになるが・・・
●感想・・・観たのは初めて
2004年に亡くなったミュージシャン、レイ・チャールズの伝記映画。
レイ・チャールズは名前と容姿以外は、有名な曲を数曲知っているぐらいで全く知らずでした。
幼少期~デビュー~ヒット曲連発~結婚~人種差別との戦い等々が描かれます。
成功後の酒、薬、女に溺れ挫折転落する姿も描かれており、神格化することなく人間・レイ・チャールズの人生が忠実に描かれます。
見どころは数々の名曲の誕生の瞬間が描かれている事で、ファンならずとも興味を覚える瞬間だと思います。作中ではレイ・チャールズの歌声が終始響き渡ります。
今回失敗したなと思ったのはベスト盤でいいからレイ・チャールズを聞いておくべきだったで、CDを聞いてから、もう一度観てみたいと思います。
映画そのものは面白かったけど、自分の読解力、理解力不足を感じるばかりでした。
●ジェイミー・フォックス
主演のジェイミー・フォックスはレイ・チャールズ自らがオーディションで選んだそうです。
作中でのレイ・チャールズが乗り移ったのではないかと思うばかりの演技が良いです。
ジェイミー・フォックスは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞。