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ライフ・アクアティック

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原題・「The Life Aquatic with Steve Zissou」・2004年・アメリカ

●あらすじ
海洋学者にして海洋ドキュメンタリー監督のスティ-ヴ・ズィスーは、ある意味、人生の危機を迎えていた。ここ数年ヒット作に恵まれず、資金繰りがきつい。おまけに、撮影中に長年のパートナーが幻の怪魚ジャガーザメに喰われてしまった。

なんとしても仲間のリベンジを果たし、自身の名声をも取り戻すため、ズィスーは新たな航海に出ることを決める。突然名乗り出てきた昔の恋人の息子ネッド、取材に押しかけた女性記者ジェーンも加わって、探査船ベラフォンテ号は運命を賭けた航海に乗り出した。

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●感想・・・観たのは初めて
ハマりました、ただハマらない人も多いだろうなあで、ウェス・アンダーソン作品の中では、好き嫌いが別れそうな作品かも。
また観たくなる映画で、観たら新たな発見で楽しめそうな映画。

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本作を観て真っ先に思い浮かんだのが、昔懐かしの川口浩探検隊スペシャル。

勿論繋がりはありませんが、馬鹿馬鹿しいネタを真剣に演じる姿と、コメディというよりはコントのようなところは似ているかも。付け加えるとあの独自のうさんさ臭さがそっくり。

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相変わらずの作り込みというか、探査船ベラフォンテ号は本物の船と実寸大のセット。
模型などのカットモデル(断面図のように切り開いた物)のようなセットが面白く、よくぞまあ作ったなあと思うばかり。

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ストップ・モーション・アニメーションで描かれた、架空の海洋生物もいい味を出しており、独自の世界観を形成しております。
この部分は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督が担当。

●出演陣
相変わらず一癖も二癖もある出演陣。おなじみのアンダーソン組が数多く出演。

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ビル・マーレイとオーウェン・ウィルソン。この二人は親子なのかもな、曖昧な関係。
お揃いの赤いニット帽がよく、各人で被り方や細部が違っていたりと凝っております。

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出演者が多い作品で、ケイト・ブランシェット、アンジェリカ・ヒューストン、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、マイケル・ガンボン、ノア・テイラー、バッド・コートなど。

●音楽
ウェス・アンダーソン作品は音楽にもこだっております。今回はペレ・ドス・サントス役のセウ・ジョルジが、ギーター1本で弾き語るデビット・ボウイの名曲の数々が印象的。

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ポルトガル語で歌われ、アレンジが違うのもですが、印象的。
コレクターズ・エディション(初回2枚組版)には、↑の曲がフルVerで(たぶん)全曲収録されたものが映像特典として収録されております。


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