原題・「Rock Star」・2001年・アメリカ
監督・スティーヴン・ヘレク
●あらすじ
クリスはロック・バンド・スティール・ドラゴンの熱狂的ファン。ボーカルのボビーを崇拝、仲間と結成したバンドでもボビーの歌い方、動きまで完璧にコピーしていた。
そんな彼のもとに、ある日信じられない知らせが届く・・・ボビーの後釜としてスティール・ドラゴンのボーカルにならないかとの誘いが来る。
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クリスは憧れのスティール・ドラゴンの新しいボーカルとなり、一躍スターとなるが・・・
●感想・・・観たのは7~8回
昔よく見た映画で、好きなロック映画の一つ。
この映画が公開された00年代前半の頃はHMは時代遅れ&ダサい的な扱いだった頃。古き良き時代を描きつつパもロディ的な扱いのあった映画だった記憶があります。
時は流れ現在では、80年代HR/HMシーンを描いたロック映画の代表作的な扱いに変化。
登場人物、劇中使用曲、会話、小物に至るまでが、当時を映し出しており、80年代にリアルタイムでHR/HMを聞いていた人におススメの映画。
しがないカバーバンドのボーカルが、有名バンドのボーカルとなり一夜にしてスターに。栄光をつかみ大成功したかに見えたが・・・その代償や転落も描かれます。
ジューダス・プリーストに加入したティム・オーウェンズの実話をベースとした映画。
手抜きは一切なしで、ライブシーンなどは本物そのもので、時間とお金が掛かっております。
歌は吹き替え&口パク。
●登場人物
主人公の恋人&マネージャー役はジェニファー・アニストン。
この頃のジェニファー・アニストンはまさに光り輝いております。
●スティール・ドラゴン
架空のバンドですが、面白いバンド。
(左から)ザック・ワイルド、ジェフ・ピルソン、マーク・ウォールバーグ、ドミニク・ウェスト、ジェイソン・ボーナム。本職3人と俳優2人の組み合わせ。
ザックが若くて今とは別人・・・ジェイソンも・・・ジェフ・ピルソンはあんまり変わらないかも。
マーク・ウォールバーグがロッカー一番らしくないのは、やはりマーキーマーク時代が頭にちらつくからかも。もっとも現在では覚えている人も少なそうだけど。
●参考記事
V.A/Rock Starサウンドトラック