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遠すぎた橋

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原題・「A Bridge Too Far」・1977年・イギリス・アメリカ

●あらすじ
ノルマンディ上陸作戦から3ヶ月後の1944年9月、連合軍によってオランダ・ドイツ間の5つの橋を占領すべく決行されたマーケット・ガーデン作戦。

それは、ノルマンディを凌ぐ壮絶な戦闘となった。4つの橋を次々と占領し、有利に戦いを進めていた連合軍だったが・・・

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●感想・・・観たのは10回ぐらい
第二次世界大戦中のマーケット・ガーデン作戦を題材にした戦争スペクタル巨編。40年前の映画とは思えずで今見ても面白い映画。名作は色褪せないなあと思うばかり。

約3時間(本編は177分)という長編映画。正直3時間集中力が維持できるか心配でしたが、その心配は杞憂に終わり最後まで一気に観たおしました。

豪華出演陣、本物の兵器、膨大な資材とエキストラで描かれる戦争映画。この映画の連合軍側の(作戦の)敗北が描かれる珍しい戦争映画でもあります。

●兵器類

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大量のDC-3と本物の落下傘降下。CGのない時代なので、全て実写で迫力があります。

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連合軍側は本物の戦車、車両、武器が登場しており、本物ならではの鋼鉄の質感が良いです。

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残念ながら敗戦国であるドイツ軍側の兵器(特に戦車と車両)は、レプリカ。
本物とはだいぶ差異があります。この時代ですら本物が残っていなかったようです。↑はレオパルドⅠをベースにしたパンター風の戦車。

●豪華出演陣

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この映画の宣伝文句の一つが豪華14大スターが出演。現在も活躍中の俳優もおりますが、流石に40年経った現在は引退、鬼籍に入られた方も多いです。

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ロバート・レッドフォード 登場シーンは少ない。

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一番印象に残ったのはショーン・コネリー。

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名優による名演技が楽しめる映画。

●吹き替え版とソフト
80年代~90年代は吹き替え版で観ておりました。年に1回ぐらいは放映されていたような記憶がありますが、途中まで観た、途中から観たなんての多く、実際に何回観たのかは判らず。
深夜枠での放映時には、次の日の事を考えずに朝方まで観たのはいい想い出。

最初から最後まできちんと観たのはDVDを購入した00年代から。この時にTV放映版がカットが多かったことに気がつきました。また吹き替え版が収録されておらずでした。
DVDは何種類か発売されており、自分が観たのは吹き替えなしの初期に発売された物でした。

その後発売されたDVDでは、特別編は吹き替え版(日本TV版)を収録。アルティメット・エディションは新録された吹き替え版を収録(+映像特典満載のDVD)。
BD版は吹き替えを収録しておりますが、映像特典は予告編のみ収録。


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