原題・「Speed Racer」・2008年・アメリカ
監督・ウォシャウスキー姉妹
●あらすじ
スピード・レーサーはカーレーサーになるために生まれてきた。両親、恋人のトリクシー、弟のスプライトル、そして謎の覆面レーサー・レーサーXの協力のもと、スピードは家業のレーシング・ビジネスと愛するカーレースを守るために立ち上がる。
スピードがトラックに足を踏み入れるやいなや、アドレナリンは最高潮。もはや単なるカーレースではなくなり、誰もがそのスピードに酔いしれる。いま、彼の走りが世界を変える!
●感想・・・観たのは初めて
原作は日本のアニメ「マッハGoGoGo」。
公開当初気になったけど、監督がマトリックスのウォシャウスキー兄弟(当時)と知りスルー。
それから10年近く経ちようやくBDで観ました。
ズバリ映像は凄いけど内容はイマイチかも・・・そして巨額の予算の割にはヒットせず・・・
オールCGのレースはやはり味気なく、映画ではなくゲームを見ているような感覚に近いです。
CGの出来は良いのですが、極彩色の色合い&オールCGは目に優しくなく、観た後に(年のせいもあるけど)ちょっと疲れを感じました。
日本での評価は賛否分かれており、原作世代にはウケが悪い気がします。
もっとも監督がウォシャウスキー兄弟という時点で、(原作に忠実な作品を)期待するのもどうかと思いますが・・・
車のデザインは良く出来ており、マッハ・ファイブ(マッハ号)がいい感じに仕上がっております。
こちらは物語の中盤から登場するマッハ・シックス。現代風のデザインはなかかなか。
ただしCGなんで味気ないけど・・・
豪華な出演陣
スピード・レーサー役エミール・ハーシュ。
左から恋人トレイシー役クリスティーナ・リッチ、母親ママ・レーサー役スーザン・サランドン、父親パパ・レーサー役ジョン・グッドマン、スパーキー役キック・ガリー
ジョン・グッドマンがマリオにしか見えない・・・それにしても豪華な面々。
弟スプライトル役ポーリー・リット。
レーサーX役マシュー・フォックス、ディテクター警部役ベンノ・フュアマン
●ウォシャウスキー兄弟→ウォシャウスキー姉弟→ウォシャウスキー姉妹
10年近く映画を観ていなかった間に、アンディとラリーがラナとリリーになってました。
マトリックスシリーズ以降は監督作品は全く見ておらずで、本作が久々に観る監督作品でしたが、映画よりも兄弟が姉妹になっている事のほうが驚きでした。