原題・「Balls of Fury」・2007年・アメリカ
監督・ロバート・ベン・ガラント
●あらすじ
かつて天才卓球少年として騒がれ、オリンピックに出場したランディ。ぶざまな敗退後は、全米の笑い者へと転落人生をまっしぐら。
そんな彼が突如、FBIの依頼で裏社会の卓球世界大会に出場し潜入捜査をすることに。
そんな彼が突如、FBIの依頼で裏社会の卓球世界大会に出場し潜入捜査をすることに。
なまりきったメタボボディを鍛えなおすべく、カンフー卓球の老師の下で猛特訓に励むランディ。
裏社会の卓球世界大会には全世界のメダリストが結集。敗者は殺害される、恐るべきデスマッチ・トーナメント。主催者は父を殺した宿敵だった!果たしてランディは生き残ることができるのか?
●感想・・・観たのは初めて
お馬鹿すぎの卓球&カンフーコメディ。ブルース・リーの名作映画を卓球に置き換えたオマージュ映画でもあり、パロディ映画としても楽しめる作品。
日本では卓球の認知度は高いですが、アメリカではマイナースポーツどころか、ガレージでの遊びくらいの位置付け。プロスポーツではない=どうでもいいくらいの扱いなのかも。
そんな卓球を題材にしているのが本作で、当然ながらコメディ一色の作品。
この作品まったく期待しておらずで、しいてあげれば、クリストファー・ウォーケンが出演しているからぐらいで観た映画でした。
主演のダン・フォグラーは本作を見るまで全く知らずでした。
この手の映画にありがちな間違った日本観、アジア観が多い映画。たぶん演出でワザとやっているのだろうと思いますが・・・ちょっと多すぎかも。
●出演陣
普段見ているコメディ映画と出演陣の顔ぶれが違い楽しめた作品でした。
ダン・フォグラー演じるランディは、デフレパード大好きという設定。その為衣装はデフレパードのロックTシャツ。
流れる音楽も(カバーを含め)デフレパード。レップスにおススメの映画だったりします。
クリストファー・ウォーケンってアカデミー俳優だった事を忘れんばかりの怪演。
本作はクリストファー・ウォーケンファンにおススメの映画。