原題・「The Incredible Burt Wonderstone」・2013年・アメリカ
監督・ドン・スカーディノ
●あらすじ
かつてはラスベガスの花形イリュージョニストだったバート・ワンダーストーンとアントン・マーベルトンも、今やすっかり落ち目。古い付き合いの親友だが、最近はいがみ合ってばかり。
そんなふたりに強力なライバルが登場。神出鬼没のストリートマジシャンで、観客の度肝を抜くスタントで大人気のスティーブ・グレイ。果たして彼らに逆転のチャンスは訪れるのか?
●感想・・・観たのは初めて
邦題とパッケージのえげつないほど笑えるコメディに嫌な予感を感じましたが、映画としては面白く及第点。ただしコメディとしては微妙。日本未公開作品。
マジックを題材としたコメディタッチのドラマ。親友とマジックへの情熱を失ったマジシャンが、再起し情熱と親友を取り戻し再生していく物語。
ラスベガスの一流ホテルでのショーから、老人ホームでのショーへ・・・ここで自らが失った物を悟り、再起していきます。右側の老人はアラン・アーキン。
思ったほどにはマジックのシーンは多くなく、凄いマジックを期待していた人には、肩すかし状態。
マジックVS過激パフォーマンスが本作の見どころの一つ。
引田天功VS電撃ネットワークのような構図なのですが、判りにくい例えかも。
●出演陣
本作には気になる俳優が数多く出演しております。
近年人気急上昇中のスティーヴ・カレル主演。他作品と比べるとイマイチかも・・・
親友役はスティーヴ・ブシェミですが、本作では地味な役柄なのが残念。
ライバル役はジム・キャリー。主人公を喰ってしまう程の怪演で、このあたりは流石と思うばかり。
ヒロイン役はオリヴィア・ワイルド。
本人役でデビッド・カッパーフィールドが登場。久々に名前を聞いたなあで、来日公演のCMを覚えておりました。