「Hail, Caesar!」・2016年・アメリカ
監督・コーエン兄弟
出演者・ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー
●あらすじ
1950年代、ハリウッドが夢を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル,シーザー!」の撮影中に、主演俳優で世界的大スターのウィットロック誘拐事件が発生。
撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いているスタジオの何でも屋。
お色気たっぷりの若手女優や、みんなの憧れのミュージカル・スター、演技がどヘタなアクション俳優など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで難事件に挑む!
●感想・・・観たのは初めて・・・自分のスキルが足らな過ぎでした。
コーエン兄弟お得意の犯罪コメディに、業界ネタ&楽屋オチをたっぷり盛り込んだ作品。
映画そのもの評価以前に、自分のスキルが足らな過ぎでした・・・舞台となる1950年代、その時代のハリウッド&映画が判る判らないで、全く違った評価になるだろうなあと思うばかり。
作中で登場する映画会社や出演人物や登場人物は明らかにモデルがいるのですが、それが判るのは映画マニアの人だけかも。
時代背景を無視して楽しむには、ちょっと難解な映画。個人的には、もっと映画を観て何年か後に見直してみたい映画。
作中では、超大作史劇、ミュージカル、西部劇、水中劇(?)などの現場が登場。
このあたりも元ネタとなる映画があるはずなのですが、まったく判らず・・・」
本作コメディではなくパロディ映画の評価と似ており、元ネタが判らないのでつまらないと騒いでいるのと同じ気がします。
●出演陣
ジョシュ・ブローリンは出演作をほととんど観ておらずですが、次は同じくコーエン兄弟作品の「ノーカントリー」、「トゥルー・グリット」を観たいと思います。
どこに登場していたんだ?は、ドルフ・ラングレンでした。
●コーエン兄弟×ジョージ・クルーニー
コーエン兄弟作品に登場すると、3枚目どころか、ちょっと~かなり危ない役柄が多く、そのあたりが毎度楽しみなのですが・・・本作は大スター役と意外性がなかったのは残念。
もっとも今回の主役はエディ役・ジョシュ・ブローリンなので致し方なしかも。