「Say Anything...」・1989年・アメリカ
監督・キャメロン・クロウ
出演者・ジョン・キューザック、アイオン・スカイ
●あらすじ
ごく平凡なロイドが恋したのは学内一の美人で優等生のダイアン。卒業生総代のスピーチをする彼女に一目惚れしたロイドは、友人たちのからかいをものともせず、プロムのエスコート役を申し出る。とまどいながらもOKを出したダイアンとロイドの恋がはじまった・・・
●感想・・・観たのは10回以上
10年ぶりくらいに観たのですが、リアルタイムで観た青春映画は、色褪せないなあと思うばかり。
リアルタイム補正なのか想い出補正なのか判らずですが、心に残り続ける映画。観た後のちょっと甘酸っぱい爽快感が良いです。
正直今の時代の青春映画と比べると純粋すぎ単純明快すぎなのかもしれませんが、それゆえに作られすぎておらずで自然に観る事ができます。
有名な(デカい)ラジカセのシーンとかは胸熱で、この当時だからこそのシーン。
この映画でジョン・キューザックを好きになった人は多いのでは?
キューザックファンの中では好印象&高評価の作品。
アイオン・スカイは改めて美人だなあと思うばかり。
姉役はジョン・キューザックの実姉・ジョーン(ジョアン)・キューザックで、姉弟の競演。
初めて見た時には監督を気にする事はなかったのですが、後に「あの頃ペニー・レインと」を観た時に調べたら本作もキャメロン・クロウが監督だった事を知り妙に納得。
本作が初監督作品で、これ以降「シングルス」、「ザ・エージェント」、「あの頃ペニー・レインと」、「バニラ・スカイ」と観たのですが、近年作は観ておらずなので近いうちに観たいと思います。
●唯一の不満
映画内容ではなくソフトに対する不満。邦盤のDVDは昔作成された物を再販しており片面一層式で、かなり荒い画像でビデオテープ並。
邦盤は未だにBD化されておらず・・・US盤でBD化されているだけに残念すぎ。