「Mr. Woodcock」・2007年・アメリカ
監督・クレイグ・ガレスピー
●あらすじ
自己啓発本でベストセラー作家になったジョンは、久々に帰郷すると未亡人の母親が、少年時代に自分を苦悩に陥れたトラウマの張本人である体育教師のMr.ウッドコックと婚約していたのだった!
ジョンは母親とウッドコックの婚約を解消させようと画策するが・・・
●感想・・・観たのは初めて
コメディとしては、ストレートな笑いが少ない&きついアメリカンジョーク(?)が多い作品。
ビリー・ボブ・ソーントンの強烈な印象な体育教師の演技のせいか、ショーン・ウィリアム・スコットの演技が滑り気味なのが気になる所。
作中での体育教師のMr.ウッドコックによる、口撃&しごき&体罰が多々描かれますが、世代によってとらえ方が全く異なりそうな気がします。
昭和生まれ、昭和育ちの自分の頃は、ここまでではないですが、体罰は当たり前の時代。当時大概の体育教師は強面で恐れられておりましたが、今考えるとアホな子供相手に大変だったろうなあと思うばかりで、恨みに感じる事はないです。
ただ今の世代というか平成生まれだと、こんなのありえない事で終わりそうですが。
●劇場未公開
ビリー・ボブ・ソーントン、スーザン・サランドンが出演しておりますが、日本では劇場未公開。ソフト化されたのも驚きですが、この時代だったからソフト化されたのかも。
よっぽどコメディが好きか、出演者が気になる人向けの作品。