「Semi-Pro」・2008年・アメリカ
監督・ケント・アルターマン
●あらすじ
「Love Me Sexy」をヒットさせた1発屋のミュージシャン・ジャッキーは、印税を元手にバスケチーム・フリント・トロピックスを買収する。
トロピックスはNBAに対抗する形で作られたABAリーグに所属するチームだが、NBAとの合併で消滅の危機に瀕していた・・・
●感想・・・観たのは初めて
ABAは70年代に実在したバスケット・リーグ。作中のトロピックスはABA所属の架空のチーム。
このトロピックスのオーナー兼選手兼ミュージシャン・ジャッキーと、所属選手&関係者達が巻き起こす騒動が、馬鹿馬鹿しく笑えます。
あらすじにもあるとおりNBAとの合併合流できるのは4チーム。
それ以外のチームは解散させられる事に・・・この4チームの枠に入るために最下位チーム・トロピックスが奮起するスポ根物語。
1発ヒットの「Love Me Sexy」は、ザ・70年代で聞いていると癖になること間違いなしの出来。
本作では吹き替えではなく実際にウィル・フェレルが歌っているようです。
コメディ映画ですが、当時のABAを忠実に再現。作中では70年代の雰囲気が良いです。
観客動員数をUPするために、バスケットの試合の合間に熊との格闘ショーが・・・
笑いの要素もたっぷり詰まっております。
最近ハマっているのがウィル・フェレルで、圧迫感ありまくり&ゴリ押し、ゴリ押しな笑いが好きなコメディアン。
今年は可能な限り観たおして、紹介していきたいと思います。
誰得?こんな姿もへっちゃらなウィル・フェレルが最高です。
●余談
ウィル・フェレル出演作品が、「俺たち●●~」なのはご愛嬌だったのですが・・・
近年はウィル・フェレル出演作品以外のコメディも、やたらと俺たち●●の邦題をつけており、邦題をつける担当者のセンスに疑問を感じるばかり。