「The Terminal」・2004年・アメリカ
●あらすじ
クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー。パスポートは無効となりアメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。
ビクターには果たさねばならないある約束があった・・・その約束を果たす為に空港で生活するビクターは様々な人と出会う・・・
●感想・・・観たのは初めて
真実は小説よりも奇なりで、実際にあった出来事をベースに作成されているようです(原作としてのクレジットはなし)。このあたりはWikiが詳しいので気になる方は参考に。
空港で暮す姿は序盤は悲壮感がだよっておりましたが、徐々に普通の生活に。
トム・ハンクスのメタボな体系が・・・バスタオルにこの頃事故死したアイルトン・セナの姿が・・・
舞台となる空港はロケではなくセット。実在のブランドショップや、本物の設備が使われており、これがセットだと思わずでした。
この立派な舞台で、名優トム・ハンクス×スピルバーグの組み合わせが、面白くないはずもなく、完成度&満足度の高い作品だなあと思うばかり。
●トム・ハンクス
序盤の(架空の言語)クラコウジア語を話すスラブ人、まったく英語を話せないが、努力と実直な人柄で人間関係を築き上げる、目的(約束)を果たす為に諦めない粘り強い役柄を好演。
ケチのつけようがない演技とはまさにこういう事なんだと思うばかり。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズが美しすぎ♡
この映画を観たのはトム・ハンクス目当てでなく、キャサリン・ゼタージョーンズが目当てでした。