「Reality Bites」・1994年・アメリカ
監督・ベン・スティラー
●あらすじ
情報が飛び交う不思議なX世代に、学生から社会人へのギャップに戸惑う若者たちの今どきのラブ・ストーリー。卒業総代表としてスピーチし念願のテレビ局に就職したリレイナは同世代を浮き彫りにしたドキュメンタリー制作が夢だった。
しかし、些細なことでクビになり再就職もままならない彼女は現実の厳しさに悩むのだった。そんな彼女を救うのは、年上で将来有望のプロデューサーか同世代のビジュアル系口先男か・・・
●感想・・・観たのは3度目ぐらい
当時良さが判らなかった映画。初めて見た時は青臭い自分が、青臭い映画を観て、理解&共感できなかったんだろうなあ。
20年経った今観ると、人生経験なのか理解は出来るようになり、評価が変わりました。
当時オシャレで今時の若者を描いた作品として紹介されていた記憶がありますが、今観ると90年代の雰囲気が懐かしい&心地よいです。
映画内で流れる音楽がこの映画の雰囲気にあっており、サントラが欲しくなりました。
●ベン・スティラー
本作が初監督作品。ベン・スティラーと聞くとどうしても爆笑路線の作品を思い浮かべてしまいますが、本作は笑いなしの青春映画。コメディを求めている人にはむかず。
ベン・スティラーが若い(この頃は20代後半)!
近年のベン・スティラーのイメージとは全く違う、シリアスな役どころを好演しております。
●ウイノナ・ライダー
今回改めて観ると美人だなあと思うばかり。飾りっ気のないというかナチュラル美人?
自分の中では奇行が目立った00年代のイメージが強すぎなのと、ボーイッシュな雰囲気が苦手で出演作品はあまり見ておらず。
今後はちょっと気にしながら出演作品を観てみたいと思います。