90年代はハードもソフトも入れ替わりの激しい時代でした。
●90年代前半
●ツタヤの開店
90年代前半は、80年代後半と同じく、レンタルビデオを借りダビングするを繰り返してました。
この時代になるとレンタル料金が安くなる。ビデオテープが安くなるなど以前よりお安く楽しめるようになりました。
まだ新規開店するレンタルビデオ店もあり、より遠くのお店まで通っておりました。
●ビデオ→レーザーディスク(LD)へ移行
94年に、ゲーム機としてレーザーアクティブを購入したのですが、今にして思えばよくもまあ買ったよなあで、中古で8万円ぐらい(定価は17万円・・・)。
これ一台でセガのメガドライブ、NECのPCエンジン、LDゲーム、CD、LDが遊べる機械。
今ではカルトなゲーム機器として認知されているようです。
LDは現在のDVDやBDとは違い絶対的な物ではなく、ちょっとマニアな人が、ビデオと併用して使うハード&ソフト的な位置づけでした。
世の中が好景気だった頃だからこそのハードで、今考えるとかなり中途半端なハードでした。
始めはゲーム機メインで遊ぶことに使っていたのですが、そのうち中古のレーザーディスクが安く手に入ることに気がついて買いまくり。
ここから借りて映画を観るのではなく購入して観るスタイルに。
前回もちょっと触れましたが、ビデオソフトを買うの高すぎ(2万円弱)は無理でしたが、LDは買えなくはない値段でした(5千円前後)。
そしてなによりも地元では意外に中古で出回っており2割~半値程度で購入可能でした。
レンタルビデオで一泊二日500円とかでレンタルしていたことを考えると、2千円とか千円で映画を購入(所持)できるのは夢のようでした。
LDからビデオテープにダビングして、友達にはテープで貸したりしておりました。
●古本屋&リサイクル店
90年代は古本屋ブームだったんだろうなあで、最盛期には市内に10店舗以上ありました。これとは別にリサイクル関連のお店も5店舗ぐらいあった記憶があります。
LDの取り扱いをしていたのが6~10店舗あり選択の余地があり、いろいろ吟味して買ってました。
観ていたのは主に80年代~90年代前半の映画でしたが、安いから買って観たものもありました。
一番記憶に残っているのが「ルートヴィヒ 神々の黄昏」でした。DVD、BD化されてましたがちょっといいお値段で手が出ず・・・
90年代は観るジャンルが広がり、今日に至っております。
観てダメだと思った物は即売却。意外に高く買ってくれるお店もあり、買った時よりも高いお値段で売れたなんてのは結構多く、暇はあるけどお金はない身には非常にありがたかったです。
●ツタヤの開店
地元にツタヤが開店し、その影響で個人経営のレンタル店が閉店しはじめる・・・ただし本格的に潰れたのはDVDブームの頃で、90年代中頃はまだ結構ありました。
店舗のビデオ在庫をDVDに切り替えるのは個人経営の資本力では厳しかっただろうなあ。
大手資本の凄さを魅せつけられるばかりで、新作は一挙にン十本入荷、レンタル料金も安い、複合型レンタルで、CDのレンタルも出来、本も買えるのは当時画期的でした。
レンタルビデオの歴史はツタヤ出来る前とツタヤ開店以降で区切られ、現在では残ったのはツタヤだけとなりましたが、現在ではそのツタヤも厳しそうで時代の流れは非常だなあと思うばかり。
今考えると90年代は数多くのレンタル店があったなあで、一度でも借りた事のあるお店は20店舗ぐらいあったと思います。
中には無人店舗などもあったのですが、このあたりはいずれまたの機会に書きたいと思います。
●90年代末期
セガからはサターンが、ソニーからはプレイステーションが発売され、自分のレーザーアクティブはゲーム機としては短命(約2年・・・)に終わってしまいました・・・
サターンもプレイステーションも購入し、レーザーアクティブは映画専用マシンとなりました。
1996年にDVDプレイヤーが市販されたのですが、当然ながらお値段も高く手が出ず。
90年代末期ぐらいになるとチラホラとプレイヤーもソフトも中古でも見かけるようになりました。
自分がDVDプレイヤーを入手したのは99年か00年で、この時はまさかこんなにハマるとはで、映画に一番ハマり湯水のようにお金を使い集めまくる大ブームとなりました。
そしてこの時期から映画館にも行くようになったのですが、この話は次回へ続きます・・・