「Fast & Furious」・2009年・アメリカ
監督・ジャスティン・リン
●あらすじ
指名手配されているドミニクはLAから逃亡した後も、南米で恋人のレティや仲間とともに強奪を繰り広げていたが、ある事件をきっかけに麻薬組織への復讐を誓い、再びLAに舞い戻ろうと決意する。
FBI捜査官のブライアンも同じく麻薬組織を追い続けていた。組織に侵入し、ボスが仕切るストリートレースに参加するが、そこには復讐に燃えるドミニクの姿もあった・・・
麻薬王はどこにいるのか?ドミニクの復讐の相手とは?2人の運命がハイスピードで交錯する時、意外な真実へと突き進む暴走が始まろうとしていた。
●感想・・・観たのは初めて
前作「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」よりも前の時代が舞台となっております。3は観てなくてもなんとかなりますが、1と2は登場人物、ストーリーが繋がっているので必見です。
正直ワイルドスピードは3で終わったと思っていたのですが・・・まさかの原点回帰&第一作「ワイルドスピード」オリジナルキャストの再結集で復活。
左から、ジョーダナ・ブリュースター、ヴィン・ディーゼル、監督のジャスティン・リン、ミシェル・ロドリゲス、ポール・ウォーカー
本作は今までのストリートレーサー路線ではなく、クライムアクションの要素が強く(悪く言えば)痛快娯楽大作路線となっております。
その為初期(特に1&2)が好きだった人には本作以降に違和感を感じる人も多いかも。
終盤のカーチェイスは圧巻で、「マッドマックス」かよ!なアクションは見どころの一つ。ただCGが多いのはちょっと・・・かも。
●ヴィン・ディーゼル
第一作目からの復帰。多数のヒット作に出演しビッグになったヴィン・ディーゼルを主人公にお話が進んで行きます(第三作には最後にちょっとだけ出演してます)。
搭乗する車はアメリカン・マッスルカーが多く、ポール・ウォーカーとの差別化が図られております。
序盤はビュイック・グランドナショナル GNX
終盤ではクライスラーダッジ・チャージャーが登場!
●ポール・ウォーカー
第三作目には登場せずで、第二作目からの復帰。
搭乗する車は日本車が多く、ヴィン・ディーゼルとのカラーの違いが描かれおります。
ブライアンと言えば」GT-Rで序盤はGT-R34(実はGT-T)
終盤ではスバル・インプレッサ WRX STIでカーチェイスを繰り広げられます。
このシリーズでスバル車は珍しいです。
●その他の登場車種
今回も多彩な車が登場し派手なカーチェイス&カーアクションが繰り広げられます。
敵役・フェニックス・カルデロンが乗るフォード・トリノ