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映画感想 ランボー 怒りの脱出

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Rambo: First Blood Part II」・1985年・アメリカ

●あらすじ
服役中のランボーは、釈放と引き換えに特別任務を与えられる。それはベトナムの奥地に行き、捕虜となっているアメリカ兵の状況を調査してくることだった。
パラシュート降下の際の事故で火気類を全てを失ったランボーは、ナイフと弓矢だけを武器に敵地の真ん中に降り立った・・・

●感想・・・観たのは10回以上
ランボー」続編。
前作はベトナム帰還兵の悲哀を描いた名作でしたが、本作は・・・アクション娯楽巨編となり映画は大ヒットしスタローン=ランボーを決定づけた作品。

本作が公開された頃は東西冷戦真っ盛りで、アメリカにとっての仮想敵国No1はソ連(ソビエト連邦)で、同じ共産圏のベトナムと共に悪役として登場し、それをランボーがやっつける・・・
映画に限らずですが、その時代の世相や思想が強く反映されているなあと思うばかりでした。

後の時代に生まれた人が見ると、ランボーがただ暴れ回っている映画(そういう一面もありますが)にしか見えないかも。
前半のうっ憤を晴らすかのごとく、終盤暴れ回るランボーの姿は強いアメリカの象徴なのかも。

●コメディ&パクリ作品
上半身裸&筋肉モリモリ、M60を雄叫びをあげながら乱射するランボーの姿はパロディのネタにされ「ホット・ショット2」などのコメディ作品に登場。

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また亜流というよりはパクリな映画も数多く作成され「ランボー者」、「地獄のバトルコマンドー」を当時観た人は立派なランボーマニアかも?
このあたりはDVD&BD化(して誰が買うのだろう・・・)されておらずで幻の(超ク○)映画。

この当時ベトナム戦争映画が多作されており特に作風が近い「地獄の7人」、「地獄のヒーロー」あたりとのアイデア盗用論争なんかも

●兵器
小火器もですが、本作では弓が使われており、効果が高い武器として扱われております。

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音もなく忍び寄り敵を倒す。特にこの泥の中に埋まっているシーンは印象的でした。

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本作ではヘリが登場するのですが、流石に当時のソ連製のヘリコプターは調達できずで、擬装したヘリコプターが登場。
苦心作で、今見ると・・・ですが今回一番懐かしかったのがこのMi-24もどきのヘリでした。

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こちらは実機。見比べると当時の苦労が伺えます。
ちなみに近年の映画では実機が登場する事が多く、時代が変わったなあと思うばかりです。


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