「Behind Enemy Lines」・2002年・アメリカ
監督・ジョン・ムーア
出演者・オーウェン・ウィルソン、ジーン・ハックマン
●あらすじ
クリス大尉(オーウェン・ウィルソン)は偵察飛行ばかりの単調な毎日に不満が爆発、レイガート提督(ジーン・ハックマン)の注意にも耳を貸さず海軍を辞めると言い出す始末だった。
いつものように偵察飛行に向かったクリスは突然のミサイル攻撃を受け、敵陣のど真ん中に不時着してしまう。そこでクリスが見たものはセルビア人民軍による残虐行為だった。彼らは、目撃者であるクリスを捕まえるために執拗な追跡を始めたのだった・・・
●感想・・・観るのは2度目
アメリカ映画の凄い所は軍が協力的(すぎる)事で、本物の空母や戦闘機が登場。F-18はこの頃はまだ新鋭機で、序盤の空戦アクションだけでも見ごたえのある作品でした。
墜落し地上に降りてからは執拗な敵に追われながらも、決して諦めることなく機知と勇気で修羅場を潜り抜けていきます。
脱出してからの逃走劇が本作の見どころなのですが、1度目に観た時には次の展開にハラハラドキドキでしたが、2度目になるとちょっと厳しいかも。
画面と音はとっても派手なので、視聴環境が整っていると楽しめます。
引退したジーン・ハックマンのキャリアの最期の方の作品(本作以降2作品に出演し引退)で、渋い演技が光る作品。
主役はオーウェン・ウィルソンですが、ジーン・ハックマン目当てに観た人も多いのでは?
続編は「エネミー・ライン2 -北朝鮮への潜入-」ですが観ておらず・・・本作とはお話の繋がりはないそうで、タイトル名だけが受け継がれているようです。
シリーズ化されて現在パート4まで公開されているようです。