「Must Love Dogs」・2005年・アメリカ
監督・ゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグ
出演者・ダイアン・レイン、ジョン・キューザック
●あらすじ
幼稚園の先生サラ(ダイアン・レイン)は8か月前に離婚し、周囲の励ましもむなしく家に閉じこもりがちな日々を送っていた。
ある日、家族がサラの名前で恋人募集サイトに登録してしまった。その結果、多くの男性がサラのもとに来るが、やってくるのは変人ばかりだったが、ジェイク(ジョン・キューザック)と出会い・・・
二人とも40歳前後の時ですが、もっと若く見える2人。
●感想・・・観るのは初めて
酷い邦題だなあと思いつつも主演がダイアン・レインとジョン・キューザックなので内容をチェックせずに購入。大人の映画だなあと思うばかりで満足のいく1作でした。
観た後に評価をチェックすると、意外に低評価も多い作品でした。
たぶん若い人には自分の親世代が、恋人募集サイト(日本だと出会い系サイト・・・)に登録し男と漁りをしている・・・なんてのは見て面白いどころか嫌悪感を抱くの内容かも。
勿論それだけでなく、大人の孤独や寂しさ、家族愛やコメディの要素も見どころなのですが、やはりメインの恋愛の要素の合う合わないはあると思います。
恐らく対象年齢層は60年代後半~70年代前半生まれ位ぐらいの大人向け。作中でパートリッジ・ファミリーの歌を家族で熱唱するシーンがあるのですが、これが判る世代はやはり上記の世代じゃないかと思います。
この映画の頃は40歳前後で、大人の魅力あふれる主人公を好演。本作では同年代のジョン・キューザックとの息の合った掛け合いも良いです。
出演作をチェックしてみると80年代と00年代前半の作品は割と見ているのですが、低迷期の90年代の作品をほととんど見ておらずなので、今年は近年作も含め見てみたいと思います。