「横山まさみち/西郷隆盛」
・出版社 講談社・全8巻(B6版) 全4巻(文庫版)
・出版年 1989年~1990年
・掲載誌 -
・入手度 普通
・ジャンル 幕末・明治維新/歴史
・おすすめ度 ★★★☆ 判りやすい良書。
潘の窮乏を目の当たりにし、領民たちの苦悩を救うべく、星雲の志を抱いた西郷は藩の世継・島津斉彬の英明さに昏倒していく。しかし藩内には斉彬の弟・久光を擁立する動きが・・・
青年時代から描かれます。
竹馬の友・大久保市蔵(利通)、東郷平八郎、大山巌なども登場。
藩主・島津斉彬に見いだされ江戸へ同行。
藤田東湖、橋本佐内などの知己を得るが・・・
藩主・島津斉彬の死
その後の安政の大獄のより、西郷も追われる身となる。
薩摩へ無事たどり着くも、僧・月照と共に入水自殺を図るも西郷は生き残る・・・
奄美大島へ島流し(西郷の生存を秘匿する必要性もあり)。
島娘・愛加那を娶り、息子も生まれ幸せな時間を過ごすが・・・安政の大獄~桜田門外の変と激動していた。
島津久光(斉彬の異母弟)に許されて帰藩。
島津久光の命令に背き、久光の命により徳之島~沖永良部島へ遠島となる。
島津藩藩士同士による寺田屋事件が起こる。
原作が良く、それを生かした絵もよく西郷隆盛を描いた作品の中で一番の出来。
だいぶ前の作品ですが、現在でも入手が容易なのも◎