「道明/せごどん」
・出版社 講談社・全5巻(B6版)
・出版年 2006年~2008年
・掲載誌 イブニング
・入手度 普通
・ジャンル 幕末・明治維新/歴史
・おすすめ度 ★★ 西郷隆盛の幼少期が描かれる。
なぜ多くの人を魅了し続けてきたのか、史実を踏まえながらも大胆な新解釈で描かれた西郷隆盛伝、ここに誕生。
武士とは何か、人とは何か、幼き西郷が人生の難題に真正面からぶつかっていく。
物語は小吉の誕生から描かれます。
序盤は小吉(後の西郷隆盛)、正助(後の大久保利通)の幼少期が描かれます。
衆道への道(?)ではないですが、こんなシーンがある西郷隆盛作品は本作だけ?
当時の薩摩の生活も描かれます。
小吉改め吉乃助となり、郡方書役助となる。
お由羅騒動について詳しく描かれております。
薩摩藩主・島津斉彬に見いだされ庭方役として仕えます。
作中ではジョン万次郎、藤田東湖、佐久間象山、島崎勝太(近藤勇)、一橋慶喜(徳川慶喜)と出会い交流する姿も描かれております。
西郷隆盛を描いた漫画の中では、幼少期をこれだけ詳しく描いた作品はなく、西郷隆盛をより知りたい人におススメです。
ただし、打ち切り終了で、徳之島への島流しになる前で終了しております・・・
本作の著者・道明の本名は木山道明で「おっぱいジョッキー」を描いていた漫画家です。