「Vicente Amigo/Tierra」
03 Tierra
08 Idílico
09 Roma
10 Bolero a los Padres (Live)
11 Estacion Primavera (Live)
2013年 7th
●ビセンテ・アミーゴ
スペインアンダルシア出身のフラメンコ・ギタリスト。
名前を聞いたのは90年代中盤ぐらいで、世界各国の様々な音楽が紹介され邦盤でCDが発売されていた時期でした。
たぶん日本でのジプシー・キングスの大成功もあり紹介されていたような記憶があります。
●聞きはじめ
名前は知れど音を聞いたのは今年からで、ジャケ買いした本作と前作「Paseo de Gracia」を聴いてハマりました。
徐々に時代を遡って聴いているのですが、フラメンコ色の強い初期よりも、様々な音楽と融合された近年作の方が好みだったりします。
ロック色が強くケルトミュージックとの邂逅がなされた1枚。ただし、いささか野心的すぎてファンにはイマイチだったようです。
普段フラメンコをではなく他の分野を聞いている自分にとっては、妙に馴染む1枚で、ビセンテを知る入口としては最適な一枚でした。
対比していいのか判りませんが、ジプシー・キングスの音には情熱や生活感など人を感じる要素が強く、ビセンテ・アミーゴの音には自然や情景など景色を感じ、特に本作はその傾向が強いかも。
ジャケットが良いなあで、大地(ティエラ)に根差すギター樹が好みで、久々のジャケ買いでした。
●おまけ
⑩、⑪は邦盤のみのボーナストラックで、この2曲の出来が良く邦盤が、おススメです。
フィギュア・スケートが好きな人ならこの曲を聞いたことがある人も多いかも?