「W.A.S.P. /W.A.S.P.」
03 The Flame
04 B.A.D.
05 School Daze
06 Hellion
09 Tormentor
1984年 1st PV、①、②
●バンドについて
1982年結成、現在も活動中。ブラッキー・ローレス以外のメンバーは流動的。
このアルバムの頃の編成はブラッキー・ローレス(Vo、B)、ランディ・パイパー(G)、クリス・ホルムズ(G)、トニー・リチャーズ(Dr)。
●イメージ戦略
派手な外見+過激さと下品さが売りだったワスプ。このイメージ戦略はアタリ、当時大ブームだったLAメタルの中でも知名度の高いバンドでした。
だだしあまりに強烈すぎるイメージばかりが話題になり、肝心の音楽が評価されず・・・ワスプと聞いて音よりも↓のようなイメージの方が先に思い浮かぶバンド。
ブラッキーの股間ののこぎりがイカス!な時代でした。
●音楽性
過激な印象の外見とは違い、サウンドはオーソドックスなHR/HM。
癖がなく聞きやすいですが、音を聞く前にからダメという人が多く、ちゃんと評価されないバンドのひとつ。過激なイメージ戦略でファン層が限定されすぎてしまったのが残念。
個人的にはアルバムを聞いてからはファンですが、音を聴く前のイメージ&話題(ヨタ話)先行だった時には、ちょっと嫌悪感がありました。
個人的には①、②は大好きで特に②は当時らしいPVも好きなので、ワスプというバンドが良く判るPVだと思います。
ブラッキーがガニマタでのし歩き、首がとれてしまうのではないかと思うくらいのヘッドバンギングが最高なのですが、ファン以外が見ると・・・厳しいだろうなあ。
●CDについて
何度も再盤されており様々な仕様のもの出ております。「魔人伝」の邦題がついてました。
1998年にリマスターされた際に「Animal (Fuck Like A Beast)」が1曲目に、⑫「Show No Mercy」、⑬「Paint It Black 」(ストーンズのカバー)が追加された物がリリースされております。
恐らく邦盤で最後にリリースされたのが↑の1998年盤で、本作は長らく廃盤となっております。
今回取り上げたのは2010年リマスターの輸入盤でDisc1がオリジナルのLPと同じ編成。Disc2は1998年盤に追加された3曲と「On Your Knees」と「Hellion」のライブを収録。
参考記事