「Pet Shop Boys/Please」
05 Suburbia
07 Violence
1986年 1st PV、②、③、④、⑤
●バンドについて
雑誌の記者であったニール・テナントと学生だったクリス・ロウの2人により結成(1981年)。ユニット名は、共通の友人がペットショップで働いていたことに由来。
既に結成36年の長寿バンドでありながら、さらに飛躍&活躍し続けるポップ・デュオ。
●アルバムについて
デビュー時は売れず、レコード会社を移籍。シングル②「West End Girls」が大ヒット。
翌年デビューアルバムである本作をリリースし大ヒット。
●サウンド&おススメ曲
80年代は無邪気かつ底抜けな明るさを感じる曲が多いのですが、そんな中PSBはシニカルさと淡々とひんやり寒気のするようサウンドが、異質なオーラを放っておりました。
③のシニカルさはこのバンドならではで、この曲も今なお歌い継がれている1曲。当時ChanceとOpportunityの違いが理解しにくく辞書でわざわざ調べた記憶が残っております。
この時代のエレポップを聴くならおススメしたい1枚で、ヒット曲以外にもPSBの魅力が詰まった1枚です。
個人的にはヒット曲ではないけどいかにもエレ・ポップな⑦がお気に入りです。
●CDについて
邦題は「ウエスト・エンド・ガールズ」。2001年リマスターが存在し邦盤でも再発盤としてリマスター盤が流通しており、入手は容易。
残念ながら現在もデラックス・エディション化されずで(1st~4th)・・・5th「Very」以降のアルバムが先にデラックス・エディション化されております。
リアルタイムで聞いていた1枚で、ほんと良く聞いてました。数少ないエレポップコレクションの1枚だったのもですが、周りでは誰も聞いていなかったというのも大きなポイントでした。
この頃の洋楽シーンはHR/HMがブームになっており、周りはこちら側に移行していく中PSBもこっそり聞いてました。