「田中むねよし/キャブレターズ」
・出版社 集英社・全2巻(A5版)
・出版年 2003年
掲載誌 週刊プレイボーイなど
・入手度 普通
・ジャンル 公道/車 エンスー
・おすすめ度 ★★☆ 車バカ向け。
男たちはなぜ、こうも自動車に夢中になるんだろうか?クルマ馬鹿漫画家が描くニッポンの名車たち。「P10」、「K11」、「ニイナナ」、「ベレG」、「E-AA」、「セブン」、「テントウムシ」、「S30」、「GZ10」、「A12」、「SXE10」、「SR311」、「ランタボ」、「Nコロ」、「R」の名車の物語を収録。
登場車種 プリメーラ(P11)、S2000、スカイラインGT-R(R32)、マーチ(K11)、トレノ(TE27)、レビン(TE27)、ベレットGT、フェアレディ(SP310?)、シティターボⅡ、シビック(SB1)、RX-7(FD)、スバル360、フェアレディZ(S30?)、ソアラ、スバル・1000、アルテッツァ、フェアレディ2000、ランサー・ターボ、ランサー・エボリューションⅣ、ホンダN360、スカイライン(PGC10)
「P10」 愛車プリメーラ・タイプR化計画を進めるユーイチ
「K11」 テルは子供が出来た事を機にGTRを手放すことに・・・ただでもらったマーチに乗り換え、嫁に隠れてチューンするが・・・
この作品が一番のお気に入りで、判っちゃいるけどやめられない男の性が描かれます。
「E-AA」 シティターボⅡVSシビックのホンダ車対決
「セブン」 CPUリセットのお話は、ネタを上手く使った物語でお気に入り。
「MZ11」 ソアラのデジタルメーターは近未来的で、初めて見た時ビックリでした。
取り上げられている車を考えると現在40代後半ぐらいの人がターゲットの短編集。
車というかお話にちょっとバラつきがありますが、車好き、田中むねよしの作品が好きな人には十分楽しめると内容だと思います。