「ムロタニツネ象/坂本龍馬」
・出版社 学研・全1巻(A5版・単行本)
・出版年 1981年
・掲載誌 描き下ろし
・入手度 難(オリジナル版)~普通(再販版)
・ジャンル 幕末・明治維新/歴史
・おすすめ度 ★★☆ 学研漫画人物日本史15。
勝海舟に学び、江戸幕府を倒すために薩長同盟を成立させ、ついには大政奉還を実現させた。近代日本の幕を開くために勇ましく戦い、若くして世を去った英雄・坂本龍馬を描く。
幼少期の龍馬・・・子供時代が少年漫画のノリで描かれております。
成長した龍馬は江戸へ留学
黒船を目の当たりにし、幕府の弱腰に憤慨
土佐藩を脱藩し浪人となった龍馬。
開国論者の勝海舟を斬りに行くが、勝に弟子入りする龍馬
薩長同盟で重要な役割を果たした龍馬
西郷隆盛と桂小五郎(木戸孝允)の絵が素敵すぎで、このあたりは学習漫画ならでは。
大政奉還を説く龍馬。有名な海援隊を設立。
近江屋で暗殺された龍馬
作中では、黒船来航~安政の大獄~桜田門外の変~生麦事件~寺田屋事件~禁門の変~薩長同盟~大政奉還と重要なポイントをしっかりえがいております。
癖のあるムロタニツネ象の絵は好みが別れそうですが、学習漫画にはあっていると思います。
懐かしい学研漫画で、本作は人物日本史シリーズ(全30巻)として出版されました。その後再販されておりオリジナル版(赤ラメに白文字)でなければ、現在でも比較的入手は容易です。
このシリーズ再販されてないものは激プレミア・・・このあたりはいずれまた別の機会に触れたいと思います。