「郷力也/灘麻太郎麻雀自伝 ダモクレスの剣」
・出版社 徳間書店・全1巻(B6版)
・出版年 1978年
・入手度 難
・掲載誌 -
・ジャンル 麻雀/ギャンブル
・おすすめ度 ★☆ 原作・灘麻太郎
日本か口を流れ歩く孤高の雀士・灘麻太郎。
心魂傾けた修羅場の中でカミソリ雀鬼・灘麻太郎が掴んだものは・・・
しょっぱなから無意識で大三元の積み込みをしてしまう灘麻太郎
小島武夫がイカサマの手口を公開する姿をTVで見た灘麻太郎は
自分と同じ思考を持つ小島武夫が気になり上京し勝負してみたいと思うようになる。
麻雀漫画によくある何を切るもあるのですが、捨て牌などは描かれずこれだけで何を切るか?と言われてもなあで、今の麻雀漫画と比べるとかなり厳しい部分もあります。
ちなみに作中の灘麻太郎はスーソウ切りを選択。
麻雀のオンラインゲームで遊んでいた時にプロ雀士として登場していた灘麻太郎が気になり読んで見たのですが・・・正直今読みたいと思う人はよっぽどの好き者か、当時を知っている50代後半以上の男性だけ。
今回灘麻太郎が気になったのもですが、作画が郷力也ということもあり購入。郷力也は後に「ミナミの帝王」が大ヒットするのですが、この頃は絵も荒く今とはタッチも違っております。
昭和の麻雀漫画は味があって面白いのですが、入手が難しいのが難点ですが、入手したら取り上げていきたいと思います。