80年代に洋楽に目覚めてから今なお聴き続けているアーチストの一人がデイヴィッド・リー・ロス
聴き始めは「Van Halen/1984」で、自分の周り(と言っても中学生)でも大ヒットしておりました。
このアルバムの後に出たのが・・・
「Crazy from the Heat」 1985年
ミニLPとしてリリースされた全曲カバーのソロアルバム。
Just a Gigolo/I Ain't Got Nobody、California GirlsのPVは当時のMTVでガンガンオンエアーされておりました。
このアルバムのヒットもありデイヴはヴァンヘイレンを脱退・・・
「Eat 'em & Smile」 1986年
1stソロ 最強メンバーで作成された代表作。
メンバーはG・スティーヴ・ヴァイ、B・ビリー・シーン、Drグレッグ・ビソネットのスーパーバンド。
派手で判りやすいアメリカン・ロックでYankee Roseがヒットしましたが、サミー・ヘイガーが加入したヴァンヘイレンには及ばず・・・
「Skyscraper」 1988年
2ndソロ メンバーは1stと一緒。アルバムリリース後にビリー・シーン脱退
前作と同じ路線ですが、スティーヴ・ヴァイの派手なギターがフューチャーされた1枚。
デイヴのアルバムの中でこのアルバムが一番好きという人が多く、完成度の高いアルバム。
このアルバムまで聴いていたという人が物凄く多く、なぜかデイヴのファンは80年代で時代が止まっている人が多い気がします。
「A Little Ain't Enough」 1991年
3rdソロ スティーヴ・ヴァイに変わりジェイソン・ベッカーが加入・・・
個人的には期待度が高かったアルバム。ジェイソン・ベッカーはカコフォニー~ソロと聞いており、次世代ギター・ヒーローとして名高かったのですが、レコーディング中に難病が発覚し脱退・・・
A Lil' Ain't Enoughは今聴いてもカッコいいと思うのですが上記もありさほど話題にならずの不遇なアルバム。
「Your Filthy Little Mouth」 1994年
4thソロ 長らく在籍したDr・マット・ビソネットも脱退。Gはテリー・キルゴアが加入。
リアルタイムでは聞いておらず。ここまでの作品とは全く路線が違ってしまい聞いた時に?でした。90年代という時代を考えると、今までの路線では無理で新しい路線を模索しているアルバム。
「The Best」 1997年
ワーナー時代のベスト
ワーナーレコード在籍時のアルバムから選曲されたベスト。選曲も良くおススメの一枚。
4thからこのベストが出るまでに一時的にヴァンヘイレンへ復帰(新曲もレコーディング)・・・と思いきや再脱退(なのか?)。ついでにヴァンヘイレンからサミーも脱退・・・
「DLR Band」 1998年
5thソロ G・ジョン・ローリー、マイク・ハートマン
若いメンバーと低予算で作成したアルバムですが、出来は悪くなく個人的にはお気に入り。
もっともリアルタイムではまったく聴いておらずでしたが・・・
「Diamond Dave」 2003年
カバーアルバム G・ブライアン・ヤング
スティーヴ・ミラー、ドアーズ、ジミ・ヘンドリックス、サヴォイ・ブラウン、ビートルズなどをカバー。
原点回帰なのか久々にリリースされたがカバーアルバムの本作でした。
「Strummin With the Devil」 2006年 未聴
トリビュートアルバム
ヴァンヘイレンをブルーグラスでカバーした作品でデイヴも2曲参加し歌っております。
この後紆余曲折というか何が何だか判らない状態が続き結局ヴァンヘイレンへ再加入(再々か?)
し2012年には「A Different Kind of Truth」をリリース。
「Greatest Hits」 2013年 未聴
ベスト盤
ワーナー時代のアルバムから選曲したベスト。
ボーナスDVD付なのでこちらがメインのコレクターズアイテムのようです。ヴァンヘイレンの新作に便乗したベストだと思うのですが未入手なので判らず。
こうやって振り返ってみると、デイヴは浮き沈みが大きいのと、ヴァンヘイレンとの関係が常について回っているなあと思うばかり。
恐らく(年齢を考えると)ヴァンヘイレンでキャリアを終わるのではないかと思いますが、80年代の最強布陣での復活を今一度と思うばかり。