自分の場合漫画の完結率が高く良くも悪くも最後まで付き合う傾向が強いです。
途中で諦めるというか見切るという選択肢もあるのですが、序盤は面白くないけど途中から面白くなった漫画も多く可能な限り最後まで読んでおります。
ただ近年は以前のように簡単に完結できずでその理由を考えてみると・・・
●完結漫画今昔
昔は地元の古本屋を駆けずりまわっておりました。文字通りあちこちの古本屋の棚を見て抜け巻を探し、お目当ての漫画があった時は嬉しく、妙な達成感がありました。
今にして思えばなんとも非効率というか労力と時間の無駄使いなのですが、この頃は文字通り足で探すしか方法が無い時代でした。
近年はインターネットと通販の普及で大きく変わり、抜け巻やお目当ての漫画をピンポイントで購入でき、なんとも便利な時代になったなあと思うばかり。
ただ利便性は上がると共にお値段も上がりましたが、これについては後述。
●バラ買いとセット買い
連載中で購入し続けているものは1巻ずつ購入しセットにするしかありませんが、既に完結している漫画であればセット買いもアリ・・・どちらがいいかは非常に迷う選択だったりします。
最近多いのが途中までバラで購入(大概が連載中から購入していた漫画)したけど、残り数巻で止まっており新刊買うかと思いきや新刊も入手できず・・・
古本のセットの値段を調べると意外に安い物が多く、セットを購入し手持ちのダブリを処分という買い方が多くなりました。
●高騰した最終巻近辺
全10巻の漫画で一番売れたのは当然ながら1巻、一番売れないのは10巻。
当たり前と言えば当たり前なのですが、ちょっと前までの新古書店ではセット販売されずで、1巻でも10巻でもバラで販売しておりました。
10巻のほうが数が少なく価値があるのですが、なぜかお値段は1巻と変わらず(現在このあたりはだいぶ変わりましたが)で、価値のある最終巻近辺だけ購入されて転売され高騰・・・
店舗で買えないからネットで購入するとプレミア・・・という負のスパイラルが展開されてました。
現在では一律での値付けは廃止・・・されたのはいいのですが、1巻からビックリするお値段になっており誰が買うのだろうか?と思うばかり。また近年ではセット本での販売が増えております。
●セット販売
実店舗でのセット販売は増加傾向。今更な感もありますが・・・
ネット店舗はというと、御三家である大手三社はとまんだらけは・・・
駿河屋 セット本とバラを完全に区別。微妙な未完セットが多い。価格に幅がある。
ブックオフ バラ本を集めたセット販売。在庫が区別されてないので1巻でも足らないと売り切れ。
ネットオフ セット本とバラを完全に区別。お値段はちょっと高目。
まんだらけ セット本とバラを完全に区別。意外に安いのですが送料がネック。
マケプレ セット本でも送料が251円なのは大きく探すと意外にいい物もあるけれど・・・
どこも一長一短なのですが、在庫量とお値段で考えるとやはり駿河屋が強いです。
どんなに安くても実際に買えないのであれば意味が無いで、ブックオフ・オンラインとネットオフは在庫があれば安く購入したいけどン年まっても入荷せずの物が多いです。
マケプレに関してはアタリハズレが大きすぎなのもありますが、漫画喫茶あがりが多すぎで実際に購入に至らない事が多いです。
●どちらが得なんだろう?
近年は上記も踏まえ連載作品のバラ買いは新刊で購入するだけにして、微妙な作品は完結してからセットで購入が効率がいいかなと思っていたのですが・・・
漫画不況の波がここにも押し寄せており、マイナー作品のセット本が高止まりしており、バラで買っても変わらない物が多くなった気がします。
ただ売れまくった作品などは捨て値での販売も多いのでケース・バイ・ケースですが。