長らく買ってないのでこの話題について書くのもなあと思っていたのですが、ピーク時を体験したオッサンが思うのは時代が違うよなあで、時代背景を無視して数字だけで批判され切り捨てられちゃうのもどうなんだかなあと思うばかり。
ショックな数字ではありますが、ほんと時代が違いすぎで、ちょっと考えただけでも・・・対象購読者層である子供の数が減った事、漫画以外の娯楽が増えた事、紙媒体以外の漫画が増えた事等々でマイナス要因が多すぎ。
むしろそんな中よくやっているなあと思うのですが、相変わらず批判的な記事やコメントが多いのはなんだかなあで、毎度ながら溺れた犬は叩けになるのは暗い国民性だなあと思うばかり。
漫画ばっかり読んでいると馬鹿になると言われ続けても読んでいたのがピーク時の世代で、親に止められても隠れて読んでいた人も多かった時代で、部数以上の読者がいた時代でした。
そういえば当時は結構批判されていた電車でいい大人が漫画を読む・・・という風景がいつから無くなったんだろ。
今回久々に「次原隆二/少年リーダム~友情・努力・勝利の詩~」を読み返しました。ジャンプが頂点に達する頃が描かれた作品で、当時読んでいた人にも、当時を知らない世代にもおススメ。
それにしても本が売れなくなったなあで、紙で育った自分には電子出版がイマイチで死ぬまで紙で読みたいけど厳しそうだなあと思うばかり。