「土山しげる・観月壌/首領の道」
・出版社 日本文芸社・全3巻(B6版)
・出版年 1999年
・入手度 普通
・ジャンル 任侠 アクション
・おすすめ度 ★☆ 極道物。
カタギの世界で暮らす連城恭次は極道の兄・浩一の死を知り、連城組組長の父親に会いに行くが、「息子は浩一一人だ」と相手にされなかった。
父親も兄・浩一の責任を取らされ死す。ただ一人生き残った連城恭次は復讐を誓う!
連城組組長の父親と兄・浩一が謀殺され解散の危機に瀕した連城組。
堅気だった連城恭次が連城組三代目を襲名。
父と兄の仇を誓う!
今はグルメ漫画の大御所的な存在の土山しげるですが、「極道ステーキ」、「極つぶし」など数々の任侠漫画を描いております。
チンピラを生き生きと描く土山しげる作品は好きなのですが、お話的にはイマイチな物が多く、その中でもさらにイマイチなのが本作。
こういう任侠アクション作品が多いので得意で好きなのかと思いきやそうでもないらしく、これ以降この傾向の作品が少なくなっていきます。
著者のファン以外にはおススメできず。
何も考えずに読めるのはよいのですが、読んで残る物があまりにもなさすぎでおススメできず。