「土山しげる・梶研吾/ユキが舞う」
・出版社 リイド社・全1巻(B6版)
・出版年 1988年
・入手度 やや難
・ジャンル アクション ヤンキー
・おすすめ度 ★★ セクシーバイオレンス。
私立夢園高等高校に転校してきた謎の少女ユキ。暗黒街のボスである父・炎恭次朗の元を離れ一人で生きていくことを誓うユキ。そのユキに魔の手が迫る・・・
私立夢園高等高校に転校してきた謎の少女ユキ。
土山作品にはおなじみの(いつの時代だよ!な)チンピラがいきいきと登場。
パンツをはぎ取ったモンがやれる儀式・・・それを受けてたつユキ。
武術の達人であるユキはなんなくチンピラを撃退。
転校生・炎ユキの正体とは・・・
巻末に読み切り「リスキー」を収録。
たぶんTVドラマ化された「スケバン刑事」を下敷きにした作品。どう見ても主人公が斉藤由貴だよなあで、名前もユキで面堂々とパクっております。
この時代特有のバイオレンス(と校内暴力)を加味したのかな?と思うのですが、当時を知らない人が読んだらなんだこりゃ?だろうなあ。
今ではグルメ漫画の大御所のポジションの土山しげるですが、この頃はやたらとアクション漫画が多く似たり寄ったりな作品が多いです。
また意外に女性が主人公の作品も多いですが、この時代に集中しております。