最近また漫画喫茶あがりの古本に続けてあたっております・・・
2年前くらいに一度記事化したのですが、ちょっと思う事を書きたいと思います。
近年やたらと多いのはご時世だからで普通の古本が足らないから漫画喫茶、レンタルあがりを売っているお店は多く楽天やヤフーなど大手サイトに多い気がします。
漫画喫茶、レンタル上がりの古本ですとちゃんと記載して売る分には問題はなく、安いから、今では入手困難だからなど様々な事情があって買う人がいると思います。
問題は普通の古本の中に混ざり込んでくる事で、カバーを外してみたら漫画喫茶、レンタルあがりだったというのがちょくちょくあります。
この手の商品は見た目には判らずでカバーに貼ってあるシールは剥がされ、天などに押されている店舗印は削り取られている事が多いです。
漫画喫茶、レンタルあがりで困るのは・・・
本とカバーをテープ止め・・・
巻によっては剥がした跡が・・・
セロテープの糊の成分が紙に浸透してしまうので剥がすしかないのですが・・・無理に剥がすと画像のようになります。
画像はセロテープですが、漫画喫茶あがりだと糊で貼りつけ、両面テープで貼りつけ、カバーごとホッチキス止め等々でカバーと本体を一体化させる処置がされております。
レンタルあがりだと貸すのは本体のみなのでカバーと本体の一体化はなされてないようです。
盗難防止用のシール(漫画喫茶のみ)
カバーの下なので気にしなければですが、これを剥がそうとするとエライ目に合います。
正直このシールの剥がし方がまったく考えつかずで、無理に剥がすと確実に本が傷みます。
背ヤケと天のヤケ
普通の古本にもヤケが酷い物もありますが、それ以上に酷いのが漫画喫茶、レンタル上がりで、一般家庭よりも明るいあの照明下だとヤケるのも早く&酷く、文字が見えないくらいに背表紙が真っ白なんてのもあります。
そういう商品の状態がなぜか良いとかになっているのが不思議な限りなのですが、漫画喫茶、レンタル上がりはヤケが酷いです。
ホッチキス止め・・・
実害が一番大きいのがこれで、カバーを破ってしまっているものも多いです。最近はあまり見かけませんが糸で縫ってあるというのも結構ありました。
ホッチキスは取ろうと思えば取れるのですが、本がバラバラになったこともあります。
カバーについているシール類というのも厄介であれを全部剥がす手間を考えたら気が遠くなりそうというか手間賃を考えたら新刊買ったほうがいいと思うばかり。
大手通販古本屋の駿河屋(ランクB品は除く)、ブックオフオンライン、ネットオフだと漫画喫茶上がりは取り扱ってないようですが上記のように紛れ込んでいるものもあります。
このあたりは実店舗で手に取って買えばこれは防げるのですが、通販だと毎度毎度賭けで、運が悪い時はそういう状態の悪い作品を続けてつかまされたりします。
問題は小さいチェーン店や個人経営の古本屋なのですが・・・楽天とかを見ているとなんでこんなに多いの?と思うくらい取り扱っているお店が多いです。
むしろそういうお店しか残ってないような気がします。
検索すると値段の安さもあって上位にきやすいのもあり目につくことは多いです。またマケプレでも非常に多くなんだかなあでどうして漫画喫茶上がりでシールやスタンプが押してある物の状態が良いなのか理解に苦しむばかり・・・
欲しい物が安いと思ってみたら漫画喫茶上がりがずらり・・・なんてのばっかり。
今後は普通の古本すら出てこなくなってくるのかもなあで、新刊が売れてない今の状況が続くとほんとそうなりそうで怖いです。