「土山しげる・野島好夫/堂々と」
・出版社 リイド社・全5巻
・出版年 1992年
・入手度 普通
・ジャンル ドラマ
・おすすめ度 ★☆ 復讐物。
将来を期待されていたボクサー、仙堂涼。帝和開発に入社した彼は、会長黒田伝蔵の罠により会社を乗っ取られた前社長の息子であった…人間の欲望を描くヒューマンドラマ。
どこかで読んだようなお話・・・なのですが以前紹介した「蛮王」よりはこちらの方が先なのですが、面白くないところと、最後が尻切れトンボで終わるところまで一緒な作品。
主人公・仙堂涼 アマチュアボクシングのチャンピョンであったが、ある目的の為にボクシングを捨て帝和開発に入社する。
祖父と父が築いた会社・帝和グループを乗っ取った黒田伝蔵を倒し復讐する。その為に帝和開発に入社し内から食い破ろうとするが・・・
土山しげる作品でハズレが多いのは復讐/アウトロー物で序盤はは良いのだけど中盤~終盤にかけてなげやりというか物凄く適当な展開になる作品が多く、本作はまさにこれにあてはまる作品で、いかにも打ち切りだなと思える終わり方でした・・・