「長谷川裕一/機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート」
・出版社 角川書店・全1巻(B6版)
・出版年 2005年
・入手度 普通
・ジャンル F91・クロスボーン/ガンダム
・おすすめ度 ★★☆ Xガンダム第二弾(外伝)。
「バカがボウルでやってくる!」、「星の王女様」、「海賊の宝」、「最終兵士」(上下編)、「猿の衛星」の全6編を収録した傑作短編集。
「バカがボウルでやってくる!」
出オチというかありそうでなさそう?いやなさそうでありそうなBガンダムが登場。
クロスボーンバンガードのウモン爺さんの一年戦争時の活躍が描かれます。
ウモン爺さんは長谷川作品ではちょくちょく登場します。
伝説のボールでドムを六機撃破したお話の真相が描かれます。馬鹿馬鹿しいのですが、面白しく好きな作品。
「星の王女様」
小惑星ネバーランドに不時着したトビアは一人の少女と出会う・・・
「海賊の宝」
かつて共に戦ったハリソン・マディン大尉がと相対するトビアは・・・
「最終兵士」
長谷川作品ではおなじみの木星じいさん(グレイ・ストーク)とガンプが登場。
木星帝国のMSアマクサ。敵なのに格好良すぎです。
「猿の衛星」
ハリソン・マディン大尉が主人公の作品。
MS-06MSバブルス ザクの派生型でMSはモンキースペシャルの略。
子供の頃一回ぐらいはこんな無茶なMSをプラモデルで自作したことがある人は多いのでは?
そんな無茶なMSが登場するお話でぶっ飛んでいて面白いです。
短編集ですが「機動戦士クロスボーン・ガンダム」と「機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人」を繋ぐ作品で実質的にはXガンダム第二弾。
個人的には本編よりも面白いというかあまりの奇想天外さに開いた口が・・・な展開が多く好きなガンダム漫画の一つ。
作中の各所に一年戦争絡みのお話が絡んでおりファーストガンダムが好きな人にもおススメです。
他の長谷川ガンダム作品の登場人物も描かれており長谷川ファン必読の作品。