「次原隆二/好きなことをやれ!!」
・出版社 集英社・全1巻(A5版)
・出版年 1994年
・入手度 普通
・ジャンル 偉人・人物伝
・おすすめ度 ★★ 週刊少年ジャンプ特別編集。
人はみな生まれながらに空想家であり、科学者としての可能性を持っている。そして賞そのものには意味がなく、本当に価値があるのは科学する喜びである・・・ノーベル賞受賞者7人の子ども時代を描いた漫画編。
漫画編で取り上げられているのはS・チャンドラセカール博士、ドナルド・J・クラム博士、チャールズ・H・タウンズ博士、J・ロバート・シュリファー博士、フレデリック・サンガー卿、マックス・ペルツ博士、ジョン・C・ポラーニ博士の7人。
S・チャンドラセカール博士(ノーベル物理学賞受賞)の若き頃から描かれます。
恩師エディントン教授との出会い。
S・チャンドラセカールは白色矮星について研究。
自分を信じコツコツと研究を続けていく。
白色矮星の限界の発見によりノーベル物理学賞を受賞。
各人の幼き頃からノーベル賞受賞までが描かれます。対象年齢が低目なので判りやすいので登場人物についてまったく知らなくても読み進める事ができます。
学習漫画と次原隆二は合うなあと思うばかりで、完成度は高いです。
本作の元となったのは単行本版で42人のノーベル賞受賞者がとりあげられおります(未読)。こちらも少年週刊ジャンプ特別編集。
この頃のジャンプは勢いがありすぎて本作のような作品も出版しておりました。